ここ数年、会社を辞めて自分のペースで仕事を請け負うフリーランスという形態で仕事をする人が増えています。フリーランスには様々な職業があり、代表的なものでは翻訳業やイラストレーター、YouTuberもフリーランスに分類されます。そして代表的なフリーランスの職業がもう一つあります。それはプログラマー/エンジニアです。そのプログラミングの大部分を占める工程がコーディングであり、知識と技術を身につければ、憧れのフリーランスに鞍替えすることも夢ではありません。
それではコーディングの知識と技術を取得するにはどのようなルートがあるのでしょうか?現実として学校に通うか、プログラミングを請け負う会社に入社するか、あるいは独学で取得するかのいずれかを選択することになります。そこで今回は最も費用の少ない独学でコーディングを学ぶ方法を紹介したいと思います。
独学でコーディングの知識と技術を身につけるには
まずはプログラミング言語を学ぶ必要があります。駆け出しのエンジニア/プログラマーにとって三種の神器となる言語は、HTML、CSS、そして、jQueryです。
3つの言語の基本を独学で学ぶ上で役に立つのが、ProgateとUdemyです。特にProgateは初心者向けのサービスなので、丁寧に基本を学ぶことができます。続いてコーディングに必要なテキストエディタを入手します。初心者なら定番のAtomを抑えておきましょう。
あとは訓練あるのみです。ここで言う訓練とは、具体的に実際のウェブサイトをトレースする作業を指します。ブラウザの開発者用ツールを見ればHTMLとCSSのコードを閲覧することができるので活用しましょう。その際はいきなり複雑なサイトの挑戦するのではなく、シンプルなサイトからトレースしましょう。Pinterestなどで好みのサイトを集めておくと便利です。